シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

  • 学芸出版社 (2013年12月15日発売)
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「より合理的に、軽やかに、楽しく、より良い未来を」

人口が縮小化し、価値基準の統一が測れない時代背景において、「もの」や「空間」はこれ以上必要ではない。

むしろそれらリソースをどう活用していくかが問題。あるいはその中間層的ポジションの仕事が求められてくる。

これはもともと行政の役割であったけれども、もはや民間が公共を担うことになった。そしてそのやり方がシェアを「デザイン」すること。

地域ごとに市民が動かし、運営し、維持する社会が生まれる。

シェアすることで、メンバー各人が主体性を持った魅力的なコミュニティが生まれるかな。

SNSネイティヴ世代には浸透性あり、かな。リソースに困らないから。


林千晶 (ロフトワーク)
「PMは効率化のためだけでなく、コミュニケーションのためでもある
コンサルというよりは、クリエイターと一緒に未来を探っていく。そんな「デザイン」
企画書では仕事は終わらず、つくる行為の中からしか未来は見えてこない。

「信頼というエコループ」
契約書ではなく合意書
より良い循環を生むエコシステムを作り出す。
シェアとクリエイティブが生むワクワク」

信頼は個人と個人の間に生まれるもので、コミュニティとコミュニティの間にどう作るかが鍵となるみたい。ということは、日本的な会社づくりにみたいになるのかな?それともプロジェクトベースの働き方になるんかな?あるいはまた別の何か?それこほデザイナーの腕の見せ所やなぁ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: worklife design
感想投稿日 : 2017年7月17日
読了日 : 2017年7月17日
本棚登録日 : 2017年7月17日

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