評価と贈与の経済学 (徳間ポケット)

  • 徳間書店 (2013年2月23日発売)
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感想 : 150
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「ロッキー」に対するつっこみには、非常に笑った。「AとB、どちらを助けるか?」という思考実験が、馬鹿みたいに見えてくる。岡田氏によると、その言説がメジャーになる条件は、当たり前の結論を特殊な視点から導く場合と当たり前の視点から特殊な結論を導く場合である。贈与(「情けは人のためならず」)、いい人戦略(「袖振り合うも多生の縁」)は前者、「拡張型家族」(新興宗教)は後者だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス本
感想投稿日 : 2014年4月19日
読了日 : 2014年4月19日
本棚登録日 : 2014年4月19日

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