ソフトウェア開発の形態は難しいのですが、すごく分かりやすく読みやすく理解しやすくまとまっています。技術者の本は大抵ちゃんと説明しようとするがために字が多くなり難解になりがちですが、倉貫さんの説明にはそれがなく、仕事と同様に読み手のことをよく考えられた文章なのだなと思いました。
アジャイル、リーンスタートアップ、ワークライフバランス、、そういったことを経験から導き出されて結果、実践されていると感じました。形から入ったとか全く感じられません。だから説得力があってすごく納得しました。ターゲットもはっきりしています。
技術本などよりこちらを読んだ方が勉強になるんじゃないかと思いました。
この方法はこれまで納品で死んでいたソフトウェアを、納品で産まれて育っていくものに変えてくれると思います。ソフトウェアが本当に(社会に、企業(経営)に、人生に)役立つものとしての地位を確立できるのではないでしょうか。日本はこれが苦手だったように思います。これを機にソフトウェアが日本の強みに変わっていけたらいいなと思いました。
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- 感想投稿日 : 2014年8月30日
- 読了日 : 2014年8月30日
- 本棚登録日 : 2014年8月30日
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