織田信長合戦全録: 桶狭間から本能寺まで (中公新書 1625)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年1月25日発売)
3.52
  • (7)
  • (14)
  • (18)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 179
感想 : 9
3

再読
信長って希代の英雄だと思うし、日本史のうえでも中世を終わらせた功績を持つ。
その全合戦を編年で紹介する。最大の特長はスピード、そして二の矢、三の矢を用意する。勝利のために時間をかけることはしない。時の使い方が最も上手い武将だったと言えるかもしれない。勝利に時間がかかるくらいなら、一度撤退し、時期をみて二の矢を繰り出す。当時の状況を考えると妥当な戦略だったと分かる。よく秀吉や家康との比較論を目にするけど、状況が違うわけだから戦術論的には意味のない話なんだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月20日
読了日 : 2014年12月15日
本棚登録日 : 2014年12月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする