ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年8月30日発売)
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 ガリア戦役6年目からのカエサルの物語です。ガリア戦役の山場のアレシア攻防戦,そして内乱に突入するまでの元老んと法律を武器にしたやり取り,最後にルビコン側を渡ってポンペイウスとの内戦に突入するまでの物語を,一挙に読ませる内容になっています。
 当事者である,カエサルの「ガリア戦役」と「内乱記」や,キケロなど当時の人達の著作が多く遺っていることにも助けられた作品ですけれども,塩野さんの著作の中でも特に読ませる場面が続く作品です。ローマ人の物語の山場のひとつだと思っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 塩野七生
感想投稿日 : 2013年10月14日
読了日 : 2013年10月14日
本棚登録日 : 2013年10月4日

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