詩人茨木のり子さんの詩をちりばめたプライベートな部屋や遺されたノートなど
家計簿まで。
詩から感じられる潔さ、みたいなのが住む家にも表れるものだと思った。端正なたたずまい。玄関のハンドル、電気のスイッチ、INNOVATORのカレンダー、無印良品の箱。
少し、向田邦子みたい。
「お別れの言葉」が最高にかっこいい。
この家はいまもその場所に建っているのだろうか。端正だが無機質ではなく、あたたかく来る人を迎える雰囲気がある。お呼ばれしたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヴィジュアル
- 感想投稿日 : 2022年3月20日
- 読了日 : 2022年3月20日
- 本棚登録日 : 2022年3月9日
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