Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
- インプレス (2014年7月24日発売)
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感想 : 35件
CSS設計の基礎から実践のヒントまで一続きに全体を理解できる良書でした。ちょうどいい厚さ。何故CSSに設計が必要なのかという理由からOOCSS,SMACSS,BEMなど話題になったCSSの設計のコンセプト、よくあるコンポーネントを例にした実践方法、ちょっと先の未来に来るであろうWeb Componentsまで知ることができます。Sassを使う場合やスタイルガイドの話まで載ってるので、これ1冊で最近のCSS周りのトレンドは大体把握できそう。
CSS設計の考え方はいくつか出ているけど、単体で細切れに紹介されているわけではなく、それぞれの特徴や似ている部分(例えば、SMACSSでいうところの○○はBEMの○○の位置づけ~みたいなこと)にも言及されていたので分かりやすかった。
知らないツールや記事もたくさん紹介されていたので、それだけでも参考になりました。最初からコンポーネント化を目的にしない、プロジェクトに合った設計を、というのには納得なのですぐに全部を取り入れることはできないかもしれないけど、まずは命名規則やルールの分離からでも始めてみようかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
WEB
- 感想投稿日 : 2014年8月18日
- 読了日 : 2014年8月18日
- 本棚登録日 : 2014年8月17日
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