新・ボディワークのすすめ

  • 創元社 (2000年7月1日発売)
3.50
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本棚登録 : 22
感想 : 3

ロルフィングについて書かれた第二部「ある内面への旅」は、まさに秘伝のオープン。整体師なら必読。ロルフィングが単なるボディワークではなく、いかにスピリチュアルな懐の深さを持つワークであるかを垣間見ることができた。

マーク・カフェル氏はすごいね。「ロルフィングは私にとって仕事ではない。生き方そのものなのだよ」イイネ!もっと言うと、この世に生まれてきた意味、使命だね。

ただ1冊の本として見ると、まとまりに欠けている気がするな。小学生の指導要領みたいな文章があったかと思えば、学生の卒論みたいな文化論があったり。エッセイのつもりならいいが、ボディワークの研究書のつもりなら、はっきり言って、冗長。「要するにポイントは何?」と訊き返したくなる。

マーク氏の含蓄のある言葉と比べてしまうと、著者の文化論にはどうしても物足りなさを感じてしまった。偉そうにすみませんです。

なので、俺にとっては評価が難しい本だナ~。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月3日
読了日 : 2011年6月6日
本棚登録日 : 2024年1月3日

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