慈悲について、インド、中国、日本の文献を広くひもときながら、その意義をさぐる。なかなかこのような横断的な論は珍しいのではないか。専門書だが、段落が小さく、大変に読みやすい。
愛とは異なる仏教固有の概念・慈悲。
社会、国家事業としての慈悲の発現など興味深い論点であった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<宗教>
- 感想投稿日 : 2022年9月27日
- 読了日 : 2022年9月27日
- 本棚登録日 : 2022年9月11日
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