辺境生物探訪記 生命の本質を求めて (光文社新書)

  • 光文社 (2010年7月16日発売)
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本棚登録 : 232
感想 : 28
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著者たちの狙い通り,ワクワクさせられることしきりだった.この分野,あまりに知らないことが多すぎて,新書にしては分厚いが読むのが苦にはならない.

・岩石内生物.
・ハロモナス:寒いところも乾燥も塩分もオッケー.
・ハロモナスは硫黄酸化して独立栄養する.
・ウランとか鉱物資源が鉱床をつくるのに微生物が関わっている可能性が高い.
・スローバイオロジー.100年に1回分裂する生物など
・我々は地球の磁場と太陽の磁場に守られている.
・植物が環境を守るなんて嘘っぽい.
・生物が地球側に作用したのは,たぶん,酸素の発生ぐらい.あとは生物側が全部受け身.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本<生物学>
感想投稿日 : 2012年7月10日
読了日 : 2012年7月10日
本棚登録日 : 2012年7月10日

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