花屋の店先で (キャラ文庫 す 1-10 毎日晴天 8)

著者 :
  • 徳間書店 (2002年2月1日発売)
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本棚登録 : 288
感想 : 12
5

「花屋の二階で」を読んで、その続編ということで読みました。

ただの甘いBLとは、たしかに違う。
二人には、幸せになってほしいな。
微妙な終わり方ですが、これはハッピーエンドだと思いたい。

おまえを、待つよ・・・と言った龍ちゃん。
明信は、その言葉の意味が本当には分からなかったみたいだけれど、
でも、頑なさが溶けるのを胸の奥で感じた明信。

「龍ちゃん」「好きだよ」
「・・・・知ってるよ、ばか。」
この二人のやりとりが、とても胸に沁みました。
どちらからともなく手をつないで、まだ約束のない往来を歩いて行ったふたり。
きっと、二人の心は寄り添っているよね。

うーーーーー。
続きが読みたいですが、作者は続きは書かないつもりなのですね。
うん。
それも、いいかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2012年1月22日
読了日 : 2012年1月22日
本棚登録日 : 2012年1月22日

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