Wシリーズ1作目.「ウォーカロン」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体が普及したいつかの未来の物語.
今はまだ非現実的な内容であるがとてもリアリティがある.矛盾がないので世界観に入り込めるし著者の考える成り行きが気になる.
人間が”生きている”ことにどれだけの意味と価値があるのか.人間が消えてウォーカロンだけになったらそれはそれで新しい世界となるのか.ウォーカロンが人間に近づいているのか?人間がウォーカロンに近づいているのか?
頭の回転が速い会話は心地良い.あとウグイ大好き.
*2019.1 *2020.2
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
+森 博嗣
- 感想投稿日 : 2019年2月5日
- 読了日 : 2020年2月29日
- 本棚登録日 : 2018年12月1日
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