朝日文庫時代小説アンソロジー『吉原饗宴』

  • 朝日新聞出版 (2021年9月7日発売)
2.43
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 4
2

2021年9月朝日時代小説文庫刊。文庫オリジナル。有馬美季子:あぶなげな卵、志川節子:しづめる花、中島要:色男、南原幹雄:吉原水鏡、松井今朝子:如月は初午の化かし合い、山田風太郎:怪異投込寺、の6つの吉原をテーマにしたアンソロジー。思ったほど哀しい話は少ない。有馬さんいきなりの途中まで。調子が狂いました。志川さんのはラストがキツイ終り方で、後味はよくなかった。中島、南原、松井さんは無難。山田さんは唐突感ありますが、それなり。収集の多彩さは請合います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2021年12月3日
読了日 : 2021年12月3日
本棚登録日 : 2021年12月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする