2021年9月朝日時代小説文庫刊。文庫オリジナル。有馬美季子:あぶなげな卵、志川節子:しづめる花、中島要:色男、南原幹雄:吉原水鏡、松井今朝子:如月は初午の化かし合い、山田風太郎:怪異投込寺、の6つの吉原をテーマにしたアンソロジー。思ったほど哀しい話は少ない。有馬さんいきなりの途中まで。調子が狂いました。志川さんのはラストがキツイ終り方で、後味はよくなかった。中島、南原、松井さんは無難。山田さんは唐突感ありますが、それなり。収集の多彩さは請合います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2021年12月3日
- 読了日 : 2021年12月3日
- 本棚登録日 : 2021年12月3日
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