かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖

著者 :
  • 幻冬舎 (2022年1月26日発売)
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小説幻冬2020年2月11月号、2021年1、3、5、7、9月号連載の「牧神に捧ぐ推理」を改題し加筆修正して2022年1月幻冬舎刊。菊人形遺聞、浅草十二階の眺め、さる華族の屋敷にて、観覧車とイルミネーション 、ニコライ堂の鐘、未来からの鳥、の6つの連作短編。パンの会の集まりが開かれる料理店で女給のあやのがその場で聞いた話からたちどころに事件の謎を解く話なのだが…。ちっとも興味を惹かない事件で、謎の解明もありがたさがわからない。あやのって何者?という思いは持続するものの、楽しめないままラストへ。あ、あやのってそうなの。でも、それがどーした。と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現代小説
感想投稿日 : 2022年6月16日
読了日 : 2022年6月16日
本棚登録日 : 2022年6月16日

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