大阪SFアンソロジー:OSAKA2045 (Kaguya Books)

  • Kaguya Books (2023年8月31日発売)
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感想 : 3

2023年8月社会評論社刊。北野勇作:バンパクの思い出、玖馬巌:みをつくしの人形遣いたち、青島もうじき:アリビーナに曰く、玄月:チルドボックス、中山奈々:Think of All the Great Things、宗方涼:秋の夜長に赤福を供える、牧野修:復讐は何も生まない、正井:みほちゃんを見に行く、藤崎ほつま:かつて公園と呼ばれたサウダーヂ、紅坂紫:アンダンテ、の8つの地域SFアンソロジー。シリーズ2作目。玖馬さんのAIについての真っ向からの取り組みと気の利いたアイデアが楽しく、斜め上方向の展開が面白い。全編大阪弁(関西弁)炸裂で大阪弁世界は描けているものの、未来は霞の中のままで、そう簡単に見通せるほど甘くはないということは伝わってきました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2023年10月30日
読了日 : 2023年10月30日
本棚登録日 : 2023年10月30日

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