日本において、野球とサッカー、何が大きく違うかといえば、サッカーは他国との比較が可能という点。プロ発足以来サッカーのレベルが上がったことは、国際大会の結果で明らかだが、そこで止まっているのも国際大会の結果から明らか。その原因を、本書は育成現場の誤りに求めていて、ややステレオタイプな批判に終始はするものの、若年代の伸び悩みという結果が出ている以上、説得力がある。指導者の質の低さが根本原因とはいえ、現在の指導者層は現役時代まだレベルの低い頃の選手。国際舞台の惨敗という結果を真摯に受け止め、徐々に軌道修正していきながら世代交代を経ないと、文化は中々変わらないかも。
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カテゴリ:
文化・スポーツ
- 感想投稿日 : 2015年12月12日
- 読了日 : 2015年12月12日
- 本棚登録日 : 2015年12月12日
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