江戸の密通: 性をめぐる罪と罰 (学研新書 69)

著者 :
  • 学研プラス (2010年1月1日発売)
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感想 : 5
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江戸時代、夫婦以外の男女の性交渉はすべて密通、結婚前の恋人同士の行為も、不倫も心中もすべて密通で、苛酷な刑罰(死罪)が。でも、それは表沙汰になり裁判になればであって、多くの場合、示談となったそうです。江戸時代、おそろしいのは「拷問」ですね。正式な拷問(一定の手続きが必要)は4種(笞打、石抱、海老責、釣責)だけれど、正式でない拷問は許可を求める必要もなく、やり放題だったとか。容疑者の人権は皆無。おそろしい世界です。どれくらい冤罪があったのでしょう・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2018年6月25日
読了日 : 2018年6月25日
本棚登録日 : 2018年6月25日

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