月日の残像

著者 :
  • 新潮社 (2013年12月20日発売)
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感想 : 22
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「君を見上げて」「丘の上の向日葵」など楽しく読みました。1934年浅草生まれの山田太一さん、今年82歳、「月日の残像」は2013.12発行、著者79歳の作品です。季刊「考える人」に9年間にわたって連載したエッセイの全部、35作だそうです。幼少時からの著者の半生が切れ味のある筆の滑りで描かれています。再読しました。
山田太一 著「月日の残像」、2013.12発行、エッセイです。次の2点が心に留まりました。①七十歳になっても、二十代の頃といくらも変わらない内面で街を歩いている自分に気づくことがある。私もそうですw。今、気づきました。肉体は年老いているのに~。②「死んだあと、その人間のことを書いたりしゃべったりする奴は、ろくなもんじゃない」木下恵介さんの言葉だそうです。いい人だったなと思い出を語るのはいいと思いますが。今、高倉健さんのことを語ってる小田貴月さんはどうなんでしょうね・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2016年7月10日
読了日 : 2016年7月10日
本棚登録日 : 2016年7月10日

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