愛蔵版 モリー先生との火曜日

  • NHK出版 (2018年1月23日発売)
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 大学時代の恩師、16年ぶりに再会、恩師は難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。毎週火曜日、死の床で行われる授業、テーマは人生の意味について。モリー・シュワルツトミッチ・アルボム。ALS、容赦ない残酷な神経疾患。しばしば脚から始まり、だんだん上がってくる。朝、体のほうぼうをさわってみる。動かせるかどうか・・・。尻を拭いてもらう日がやってくる。もう一度赤ん坊になるってことか。ミッチ・アルボム「モリー先生との火曜日」、2018.1発行。読み進めるのが辛くなります。そして普通に動ける身体に感謝です。
 いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる。死に直面すれば、よけいなものをはぎとって、かんじんなものに注意を集中するようになる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 健康
感想投稿日 : 2021年9月19日
読了日 : 2021年9月19日
本棚登録日 : 2021年9月19日

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