まど・みちおさん(1909.11.16~2014.2.28)、2009.11.16の百歳の誕生日は病院で迎えられ、「あえぎあえぎ」の毎日。トイレに行くのが大変。やっとこしょで立つ。体を動かすのにものすごい労力がいる。それを1時間半ごとに毎日繰り返している。「百歳日記」、2020.11発行。幸せというのは、心が穏やかで和やかなとき。現在を肯定的に見ることができる人は幸せだと仰ってます。百歳の体がどんな状態であるか、そして心の在り方はどうあるべきかを教えていただきました。私自身が何歳まで生きるかは別問題として。
まど・みちおさん、本名:石田道雄さん。ぞうさん、やぎさんゆうびん・・・。詩人、作詞家、画家。1909.11.16~2014.2.28。「百歳日記」、2010.11発行。自伝であり、詩集であり、画集であり、エッセイ集です。小さいノートを日記帳にして、そこに書き込んでらっしゃいます。黒い字と赤い字で。黒い字は頭で言ってること、赤い字は心で言ってること。その使い分けが素晴らしいですが、私には、まず百歳で文字が書けるということに驚きです。すごい人だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
伝記・自伝
- 感想投稿日 : 2021年9月4日
- 読了日 : 2021年9月4日
- 本棚登録日 : 2021年9月4日
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