100歳時代の新しい介護哲学: 介護を仕事にした100人の理由

制作 : 久田恵  花げし舎 
  • 現代書館 (2018年11月7日発売)
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感想 : 6
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 若い頃、人生いかに生きるべきかという人生哲学に触れたことがあります。後期高齢者目前の今、介護という世界に触れる必要を感じています。介護とは相手の喜怒哀楽を受け止め、その生活を、その人生を、その生死を支える仕事。ただ、介護の素人の場合、頑張れば頑張るほど、頑張れない自分に出会ってしまうし、相手の気持ちを察しなければと思えば思うほど、優しくない自分と遭遇してしまう。介護哲学は現場に生きる介護職の人たちから生まれてくる。介護で一番大事なのは「触る手」、そして、その人らしさに深く寄り添うこと。
 歳をとるってことは、もう人から年齢しか聞かれなくなるってこと とか。介護で年寄り扱い(赤ちゃん扱いも)はNGですね!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・人生論
感想投稿日 : 2023年9月28日
読了日 : 2023年9月28日
本棚登録日 : 2023年9月28日

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