若い頃、人生いかに生きるべきかという人生哲学に触れたことがあります。後期高齢者目前の今、介護という世界に触れる必要を感じています。介護とは相手の喜怒哀楽を受け止め、その生活を、その人生を、その生死を支える仕事。ただ、介護の素人の場合、頑張れば頑張るほど、頑張れない自分に出会ってしまうし、相手の気持ちを察しなければと思えば思うほど、優しくない自分と遭遇してしまう。介護哲学は現場に生きる介護職の人たちから生まれてくる。介護で一番大事なのは「触る手」、そして、その人らしさに深く寄り添うこと。
歳をとるってことは、もう人から年齢しか聞かれなくなるってこと とか。介護で年寄り扱い(赤ちゃん扱いも)はNGですね!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
哲学・人生論
- 感想投稿日 : 2023年9月28日
- 読了日 : 2023年9月28日
- 本棚登録日 : 2023年9月28日
みんなの感想をみる