身近な鳥のすごい事典 (イースト新書Q)

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  • イースト・プレス (2018年1月11日発売)
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鶯が鳴けば春、時鳥が鳴けば夏、雁が渡って来ると秋、鴨や白鳥が水辺で佇んでいると冬、「花鳥風月」の日本ですね。細川博昭 著「身近な鳥のすごい事典」(2018.1)、35種の鳥がより身近に感じられます。25gの雀より軽い17~18gの燕が4000kmの渡りでやってくること、感動です。そして、この本を読んで一番インパクトを受けたのは「ヒヨドリ(鵯)」です。ピーヨフィーヨ。なんと、平安時代の貴族に愛玩された鳥は、鶯でも時鳥でもなく、鵯だったんですね。飼い鳥の花形で荻葉、千與丸などの名前がついていたそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年2月13日
読了日 : 2019年2月13日
本棚登録日 : 2019年2月13日

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