野垂れ死に(新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2005年4月20日発売)
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本棚登録 : 26
感想 : 4
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浮気など考えたこともない私です。単なるビビりですw。藤沢秀行さんの生き様、あこがれもしませんし、うらやましくもありませんが、「すごいなあ」という気持ちと、奥様への限りない敬意のような感情があります。天才棋士であり、無頼派の勝負師であった藤沢秀行氏「野垂れ死に」、2005.4発行です。碁は大好きでした。アル中で震えながら碁を打つ姿、ポカもありましたが、その理路整然とした打ち方、相手のダメな手を見て、自らも打つ気をなくしたお気持ち、理解してたつもりですw。本当に濃密な人生でしたね!<ギャンブルの借金は億単位、愛人のところに入り浸り、酒での乱行(アル中)、三度の癌(胃癌、リンパ癌、前立腺癌、いずれも末期)>。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伝記・自伝
感想投稿日 : 2020年7月26日
読了日 : 2020年7月26日
本棚登録日 : 2020年7月26日

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