安倍政権での教育改革は、虚妄と妄想によるものである。
その内容は以下の通り
①新教育行政システムとして、教育委員会を事実上廃止。首長が任命する教育長の附属機関とする(教育への直接的介入)
②義務教育費国庫負担割合を100%にし、公教育における国の権限の責任を明確化(教育の国家統制)
③教科書採択に関して、詳細な検定基準を政令で定めた法律を作り、採択を教育長が単独で決定
学校教育法を改定し、文科大臣が単独で学習指導要領を決定できるようにする
④特例法を見直し、教員の勤務成績を厳格化、分限処分を徹底させる
⑤免許法を改定し、大学と大学院では準免許を授与し、1〜2年のインターン後、教育長な本免許を授与する
⑥地方公務員法を改定して、政治的行為の制限に違反したら、免職を含めた懲戒処分ができるようにする
と、現場の職員からすると、どれも頭を抱えてしまうような事態になっているのだ。
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- 感想投稿日 : 2018年3月11日
- 読了日 : 2018年3月11日
- 本棚登録日 : 2018年3月11日
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