国際協力を始める第一歩として、
どこで、だれが、どのようにやるのかトーク式に書かれた本。各章にはまとめも書かれていて、わかりやすい。
特に印象に残ったのは、国際協力は、事前によく勉強し、準備をし、自分が満足するだけではなく、他人を幸せにできる可能性があるものだということ。
また、自己満足の気持ちを心の奥底に沈め、なるべく我慢し、プロジェクトが終わって成功した時、初めてちょっと自己満足を感じるようにする。
プロジェクトを実施している最中は、あくまで客観的に論理的に、現地の人々が喜ぶ可能性かわ高いことを選択していき、迷惑を排除し、持続可能性も達成しながら、地元の人々の長期的な幸せを追求していく姿勢のことを国際協力という。
(p.135)
そして、持続可能性を維持するために、最も重要なことの1つが住民の主体性である。(p.145)
人口が急増することで、エネルギーが枯渇するという問題にこれほどまでに直面しているとは思わなかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月31日
- 読了日 : 2016年7月31日
- 本棚登録日 : 2016年7月31日
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