2018年出版の本だが古さを感じない。
「時間が足りない」と思うのは思い込み。
原因は①目標のぶつかり合いで生まれる不安
②時間が細切れになったせいで起きるストレス。
対処法はゆっくり呼吸することで、「時間がない」という感覚が和らぎます。
第1章時間にまつわる3つの勘違い
間違い①物理的な時間がない
・週40時間余らせている
☆忙しい→活動的、活発的などの言葉を使うと
成績がアップ
②やるべきことが多すぎる
・人は退屈を嫌う
水からやるべきことを作り出して
手軽に安心感を得ている。
・やるべきことが多いと生産性は下がる
行動を絞り込む
③忙しい人ほど仕事ができる
→「時間がない」と感じるのは
時間感覚のゆがみが原因
ゆがみを糺せば物理的な時間も増えていく
第2章時間感覚を正す7つのステップ
フィックス1ゴールコンフリクトを正す
・目標(ゴール)が衝突(コンフリクト)しあった状態こそ時間不足の間隔を生み出す最大の原因
…時間に関する目標でなくても
ゴールコンフリクトは起きる
(例 運動したいけれど仕事がある(時間の問題)
貯金したいけれど欲しいものもある(お金の問題)
↑どちらも時間感覚は歪み始める)
ゴールコンフリクト
よくある例と対策
①わかっているけれどやらない
→やるしかない環境に自分を追い込む
・減らしたい行動→実行に必要な手間を増やす
・増やしたい行動→実行に必要な手間を減らす
・もっと増やしたい行動→完全自動化する
②思い込み
→セルフ・ディスダンシング
(友だちが自分と同じコンフリクトに悩んでいると想像して、頭の中でアドバイスする)
→メンタル・タイムトラベル
(この問題が未来にはどうなっているか?と
想像する)
③無知
→知的謙虚
(自分の知識はどこまでが限界なのか?を
しっかり把握してできている状態)
・明確化の質問
問題の具体的なゴールはなんだろう?
・前提の質問
問題についてわかってない事はなんだろう?
・証拠の質問
今の答えを事実だと考えた理由はなんだろう?
・起源の質問
今の自分の考え方やアイデアは
どこから得たものだろう?
・結果の質問
問題を試したら、
どんな効果があるのだろう?
・視点の質問
他の人はこの問題にどう答えるだろう?
・仮定の質問
今の答えの代わりに、
どんな答えが考えられるだろう?
フィックス2時間汚染を防げ
時間が細切れになったかのように思い込み、
常に時間に追われているように感じてしまうこと
(時間汚染)
・タスクシフト
時間を決めてやる
時間が来たら必ず作業を切り上げる
・マルチタスク
基本的に生産性が落ちるので×
ただし、慣れきった家事や事務、
シンプルな運動(ランニング、ウォーキングなど)と
全く違った能力を使うのならば○
フィックス3呼吸を変える
フィックス4リフレーミング
リフレーミング
感情のラベリング
フィックス5親切
フィックス6スモールゴール
フィックス7自然
第4章職場の「時間汚染」に打ち勝つ働き方
・通勤時間が長いと
生産性を下げる
離婚率が40%高くなる(45分超えると)
運動と睡眠が減り、体脂肪率が増える
・自転車通勤は電車やバスより
30%ストレスが少ない
・在宅勤務○
・通勤のストレスに強い人…目的意識をもてる
・インターバル読書○(頭の中で要約しながは読む)
・やばい組織に共通する要素ランキング
5位業績が不安定
4位組織内の不公平
3位仕事の責任が重すぎる
2位仕事がない
1位仕事とプライベートの混同
・メンタルを病まない組織の条件
①多様性(性格、性別)
②ソーシャルサポート(安心して働ける?)
Google○
- 感想投稿日 : 2022年10月7日
- 読了日 : 2022年10月29日
- 本棚登録日 : 2022年10月7日
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