グローバル化時代の大学論2 - イギリスの大学・ニッポンの大学 - カレッジ、チュートリアル、エリート教育 (中公新書ラクレ 430 グローバル化時代の大学論 2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年10月9日発売)
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感想 : 28
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関心あって良く知らないイギリスの大学について知りたく読了。オックスフォード大のチュートリアルや試験の話は大変興味深い。これが教員と学生の互いの本気を引き出す歴史に裏付けされたシステムなのだろう。
また、潮木氏の解説が本書にadd valueしている。
〜学問は旅である。行く先のわからない旅である。一ヶ所に閉じこもっていては、新しいヒント・アイディアは生まれてこない。アルキメデスが風呂からあふれ出る水をみて、思わず発した「これだったのか!」(エウレーカ体験)、世界のからくりを知った子供が発する「アハー体験」、自然科学者が注目する「セレンディピティ」。これらはいずれも「突発的な認識」こそが、新発見の鍵であることを物語っている。〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月30日
読了日 : 2020年9月30日
本棚登録日 : 2020年9月27日

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