血の弔旗

著者 :
  • 講談社 (2015年7月22日発売)
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本棚登録 : 87
感想 : 11
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昭和66年に裏金11億円を仲間とともに強奪するところから始まるピカレスクハードボイルド.はじめに犯罪があって犯人がだんだん心理的に追い詰められるところは「刑事コロンボ」に少し似ている.昭和の世相を表すためと思われるが主人公は政治や音楽には「全く興味がな」く「文化的なことと縁のない」人間であるにもかかわらずその時の流行歌や政治ニュースがやたら出てくる.また偶然に出会うのが多すぎる.お話だから仕方がないけど.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ハードボイルド
感想投稿日 : 2015年9月14日
読了日 : 2015年9月14日
本棚登録日 : 2015年9月14日

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