600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書) (角川SSC新書 71)
- 角川SSコミュニケーションズ (2009年5月7日発売)
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感想 : 155件
【クックパッドの信念を感じ取れる素晴らしい一冊】
クックパッドがどのようにして生まれたのかを、取材を通してわかったことを書いている。
メインは、創業者の佐野氏へのインタビュー。それに加えて初期のメンバーがクックパッドの企業としてのコアの部分について触れている。
どれだけユーザー目線を徹底しているサービスかがヒシヒシと伝わってくる。Instagramの広告に嫌気をさしていた私には、このクックパッドの形が目指すべき方向なのだと感じた。もちろん、この本の中でのやりかただと広告出稿にコストがかかってきてしまうため、どのようにして仕組み化するのかが大事であることは間違いない。
しかしながら、その広告一つに対するクックパッドという会社の情熱、信念は本当にスゴイと思う。
「極端な話をすれば、ユーザーを増やすことだって目的ではないんです。それで料理が楽しくならないならば」
個人的には、P40と41がグッと来る。これはバイブルになりそうだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2016年4月3日
- 読了日 : 2016年4月3日
- 本棚登録日 : 2016年4月3日
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