経済学とSF小説を組み合わせた内容。SF映画でよくあるパラレルワールドの世界の話。優秀エンジニアがパラレルワールドと繋げることに成功し、もう1つの世界の自分達とコンタクトを取れるようになる。もう1つの世界ではリーマンショックを機に資本主義が倒れ、別の世界ができていると言う内容。経済学者の観点から非常に内容に凝っており、資本主義じゃなければそのような世界があってもおかしくないと感じさせられた。
しかし、内容が凝りすぎていて、経済用語・歴史に追いつけず、理解することが難しかった。正直読み飛ばしている部分は多い。経済学の要素が多く、小説(フィクション)の部分の内容は薄いと感じた。
経済学に強い人は楽しめるのではないかと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年7月4日
- 読了日 : 2022年7月4日
- 本棚登録日 : 2022年7月4日
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