安全と安心の科学 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2005年1月14日発売)
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本棚登録 : 206
感想 : 18
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「安全」であっても必ずしも「安心」はできない。一回性のものには起きる確率は意味がない(天気予報の降水確率、手術の成功確率などは当事者にとっては起こるか起こらないかであり、その場面では心理的なものにしかならない)。人間が作ったものが人間を脅かす。リスクとは?リスクを回避するには?事故が起こる場面。予想、確率、心理的要素。『新しい科学論―事実は理論をたおせるか』(ブルーバックス1979)も必読。とても30年も前の著作とは思えないほど新しいものを含んでいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月18日
読了日 : 2009年2月26日
本棚登録日 : 2013年3月29日

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