きみが見つける物語 ティーンエイジ・レボリューション

  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月29日発売)
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本棚登録 : 245
感想 : 29
5

娘が借りてきた本。
「意外と面白かった」
と、彼女が言うのでわたしも読ませてもらった。

ちゅうのも、ティーン向けの角田光代氏ってどういう感じなん、ちゅうのが一番気になった。

んで、確かに面白かった。…けど、

「人、死にすぎちゃう!?」

と、本気で思った。(;´∀`)

どのへんが面白かってん、娘!?

(もちろんそれは人それぞれでええねんけど、十五歳怖いなと…。笑)

元々、娘は救いのない話のほうが好きという印象があるし、わからいでもない。けど、わたしはもうちょっと「いかにもティーンエイジャー」「いかにもさわやか~」「ちょっと夢見がち~」な、短編集かと思っててんよ。

全然違うわ。笑

これ、わたしが実際のティーンエイジャーのころやったら読めんかったやろな。笑
今でも夢見がちな小説(?)が好きやねんで。ティーンエイジャーなんてバリバリ夢見がちでしたよ。そっち方向に厨二でしたよ。ウフフ。


一番面白かったのは森絵都氏。
今までも気になってたけど読めてなかったので、「やっぱり(面白い)!!」てなった。

早速、森絵都氏の本を読んでみよう。^^


アンソロジーってこういう楽しみ方ができるからいいよね。

あ、ほんで、角田光代氏は、ちゃんとティーンエイジャー向けの角田光代氏になってた!

この話を四十代向けで書いたら、「八日目の蝉」に近づくんやろなと思った。すごい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月5日
読了日 : 2021年9月5日
本棚登録日 : 2021年9月5日

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