京都の甘味処は神様専用です(3) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2018年4月11日発売)
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本棚登録 : 98
感想 : 7
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前述の通り、シリーズの1冊目を読んだのが数年前で、「設定とかキャラとか、覚えてるかな…?」て思いながら2冊目を読んだらそれなりについていけたので、そのいきおいで3冊目。

今回も面白かった。
祇園の町に閉じ込められるくだりなんて結構アクション性もあって楽しかった~。
サラッと書かれてるけど、一緒に連れまわされてる(笑)秋恵ちゃんと涼子ちゃんもすごいな。
これ、かなりの時間、かなりの距離をさまよってるよね。小野不由美氏あたりが書き込んだらえらいことになってる。笑

でも著者のこのシリーズは、「冷静に考えたらすごいことちゃうか」ってこともさらさらっと書いてあるのが、楽しい。
文化祭で女装とか、なかなかのネタやったね。


しかし瑞樹くんは、神様からいただいた能力よりもスイーツを作る技術がすごいと思う。
甘味処でアルバイトをしてるからちょっとしたスイーツは作れるとか、すごいな!?
それって、電器屋で働いてるからパソコン組めるとかそんなレベルちゃう? (違う)

この子、パティシエになりたいんやったっけ…? そのあたりは1巻に書かれてたかな。ちょっと覚えてなくて申し訳ない。

優しいし、ほんま、ええ子やなあ。

そのぶん、女性はアクが強い(失礼)人が多い気も…(笑)。

美鈴さんがてる吉を追い出すくだりなんて、
「なんでっ!?」
って思ったわ。結局美鈴さんも洛真と同じことをやってるよね…。いいのか、それで。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月10日
読了日 : 2021年1月10日
本棚登録日 : 2021年1月10日

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