澄んだ目をして「自然を守ろうよ!」と歌うのではなく、生態学者としての視点と矜恃をもってきちんと落ち着いたトーンで語る好著。ウシの胃の中や豚の胃潰瘍、ビーカーの中の人工の環境から人工の干潟による生態系の復活へ、順を追って納得できる展開が心地よい。こんな好著が1998年に出ていたとは。
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- 感想投稿日 : 2018年4月11日
- 読了日 : 2018年4月11日
- 本棚登録日 : 2018年4月11日
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