名探偵カマキリと5つの怪事件 (ハリネズミの本箱)

  • 早川書房 (2002年11月15日発売)
4.00
  • (4)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 7
5

 人間の世界で、ペットなり野良なりの動物が、動物として存在し、動物の世界での事件を解決したり、人間の言葉を解して、人間界の事件を独自に解決したりする話とか、動物が擬人化されて、人間のように過ごす世界の話とか、そういうのはよくありますが、この本は、哺乳類でなく虫です。
 虫が擬人化された世界観です。
 カマキリ探偵とバッタ博士が活躍する5つの短編集。
 いわゆる人間が「害虫」と思っている虫が悪者側です。
 虫の生態が事件の発端になったり、解決の手掛かりになったりしてます。

 カマキリ探偵とバッタ博士は、ホームズとワトソンがモデルかな。
 私は虫は苦手ではないけれど、虫が苦手な人は、この表紙もダメかもね。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(児童書/海外)
感想投稿日 : 2016年12月11日
読了日 : 2016年12月11日
本棚登録日 : 2016年12月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする