金融腐食列島の続編というものの、舞台は”協立銀行”から
朝日中央銀行(第一勧業銀行がモデル)に移っています。
中堅社員が活躍して、企業の腐敗を一掃しようと活躍するストーリーは、
一読に値するものだと感じます。
しかも、続編でありながら、前作を読まなくともすんなり入り込めるストーリーです。
ただ、中小企業ならまだしも、大企業、しかも金融で、中堅社員がここまで、
役員人事に介入できるものか?
という、フィクションならではのストーリーです。
うーん、自分じゃここまでのことは出来ないなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高杉良
- 感想投稿日 : 2012年6月20日
- 読了日 : 2010年8月23日
- 本棚登録日 : 2010年8月23日
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