「幕末の三舟」と称された山岡鉄太郎の生涯を描いた歴史長編。
勝海舟を軸に、江戸城無血開城を題材にした冲方丁著『麒麟児』に、勝に全幅の信頼を置き彼を護衛する重要人物として山岡鉄太郎が登場する。
本書では、勝と西郷の会談を実質的にお膳立てした鉄舟の活躍が綴られる。
さらに全編にわたって、己の信じるまままっすぐに、目の前のことを全身全霊の力を振り絞って生きる鉄舟が躍動する。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2019年6月15日
- 読了日 : 2019年6月8日
- 本棚登録日 : 2019年6月15日
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