読み応えのある、一級のリーガルサスペンスといってよいだろう。一時問題になった特捜部の恣意的捜査。冤罪問題。そして時効の課題が重く迫る。
時効の壁に、まんまと逃げおおせる犯罪者。その時の被害者および関係者の心中如何やと。
法律が改正され、時効の廃止された現在では、こういった問題は起こらないといえるだろうか。しかし、特捜部の体質、冤罪は、今後の課題としてまだ残っている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2014年2月16日
- 読了日 : 2014年2月15日
- 本棚登録日 : 2013年10月12日
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