落語家が落語に出てくる登場人物を説明、性格分析し、それに絡めて、現代社会で似たようなシチュエーションや人物に当てはめ、それについての自身の意見を述べている。
筆者のことは知らなかったが、師匠の話、家族の話が多く出てきて、家族想いの人という印象を受けた。
落語で描かれている世界が、江戸当時の世界というわけではなく、江戸時代においても、ある種、理想(妄想)の世界だったのかもしれないと感じた。
落語を聞いたことがなくても、概要を読んで、落語は、突拍子もないストーリー展開も多いのだと感じ、一度聞いてみようという気になる。
印象に残ったのは以下の部分。
失敗を恐れて自分の行動にブレーキをかけて挑戦しなくなることこそ本当の失敗。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月9日
- 読了日 : 2024年2月9日
- 本棚登録日 : 2024年2月9日
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