当時、
“地域交流×図書館×クラシックカフェ“
のような心地よいBGM流れる適度にガヤガヤしたふらっとお茶しながら本が楽しめる図書館ならば毎日通い詰めるのになあ、そんなことを思いながら図書館で勉強を楽しんでいたとある休日に、
書店で出逢い直感で即買いしたが、読めてよかった!読み応えある濃厚な未来の図書館のあり方を見つめた良書。
改めて、いま再読しよう!
この本と、「舟を編む」、と「麦本三歩シリーズ」は最高の組み合わせ。
司書を目指す若き世代に、選書したい一冊。
図書館ってなんで静かすぎる場所ばかりなのか。
子供も多く訪れる楽しいおはなし会の場所なのにお母さんが子供の泣き声に神経を削る、場所なのはどうなのか、と思うことがある。
借りた本のみ閲覧できるブックカフェスペースと静かに読書を楽しむスペースと分けて空間を作ってはどうか?
この本を読み、まだまだ知る権利が守られる、知の宝庫である図書館としての可能性は広がっていると期待できた。
海外の視察を通じて、良い部分を取り入れる。
そんな開かれたコミュニティ改造も、古いしきたりで化石化されがちな日本の都市デザイン・空間づくりには必要なのだろう。
全国の大学図書館、公共図書館に積極的に選書してほしい意義のある一冊でした。
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- 感想投稿日 : 2023年12月25日
- 読了日 : 2023年12月25日
- 本棚登録日 : 2023年12月25日
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