『犯罪者』『幻夏』で活躍した鑓水、修司、相馬の三人。
今作品でも謎の依頼に果敢に取り組む姿にワクワク。
今回は鑓水の興信所事務所に愛犬の四郎が登場。
このワンちゃん、新登場だっけ?
太田愛さんの作品は、背後に社会問題が絡んでいて複雑。
核心に何があるのか、上巻の段階ではまだ明確ではない。
そして登場人物が多いのです。
警察組織、報道業界、戦時中の海軍組織、等々。
対立の図式が見えてくるのは中盤になってから。
そして、ついつい時間を忘れてしまうくらい面白い!
巧妙な話術。
手掛かりを得るスキル。
間一髪の逃亡劇。
核心に迫ろうとする行動の速さ。
公安の目をかわして逃げ延びた三人。
真実を解明しようと苦戦中。
一方 公安は、彼らの居場所を的確に推測し、
あと少しのところまで迫ろうとする。
怖い、怖い!つかまっちゃうよ!
……というところで、(下巻に続く)の文字。
夜ふかしが続くのはよくないので、今夜はここまで。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
太田 愛
- 感想投稿日 : 2024年3月4日
- 読了日 : 2024年3月4日
- 本棚登録日 : 2024年3月4日
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コメント 2件
bmakiさんのコメント
2024/03/05
yyさんのコメント
2024/03/05