探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫 JA ア 3-1)

著者 :
  • 早川書房 (1995年8月1日発売)
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本棚登録 : 3937
感想 : 482
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ハードボイルド系小説にハマったタイミングで手に取りました。
テレビの予告で大泉洋さんと松田龍平さんが出て映画化してるのは認識してたので、ごく自然に探偵が大泉洋さんで脳内再生される(笑)
映画はシリーズ違う巻でしたが。
喧嘩強い設定かと思いきや、結構ボコボコにされるんですよね、この探偵(^◇^;)
毎回よく動けるねってくらい痛そう。しかも割と動き読まれてすぐピンチになるし。バーを根城にウィスキー飲んで、、ってメッチャ渋くてスマートなの想像して読むと、全く逆で、泥臭くて素人感あるのが、かえって面白い。
北大生の彼女が失踪なんて、大した事ないとナメてかかったら大事件。にも関わらず、あんまり警察が介入しないあたりが、夜の街ならではというかヤクザ感強め。
描写はいちいち痛々しいし、探偵はイマイチかっこよくないんですが、なんか人間味あってシリーズ読みしたくなります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年1月26日
読了日 : 2020年5月14日
本棚登録日 : 2020年4月14日

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