日経新聞の「私の履歴書」をベースにした森喜朗元総理大臣の回顧録。
分量の関係もあり(日経新聞連載時はこれよりもさらに半分少なかったらしい)、そこまでの深い話はないように感じたが、それでも森元総理の歩んだ激動の政治家人生を垣間見ることができた。森元総理は失言や密室で生まれた総理というイメージが強く、世間的にはあまり印象はよくないと思われるが、なかなか実直で骨のある政治家ではあると感じた。
細川政権成立による自民党の野党時代から自社さ政権成立までの記述が特に興味深かった。
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- 感想投稿日 : 2018年1月3日
- 読了日 : 2018年12月31日
- 本棚登録日 : 2018年1月3日
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