がんばっているのに報われない人のための 「認められる!」技術

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  • 日本実業出版社 (2009年5月21日発売)
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おすすめの一言『実践レビューをして恥をかいたほうが勉強や練習をする気になる』

選ばれる「自分」になる。生涯の師やパートナーに出会う。認められる。
あなたは、人に「選ばれる自分」「認められる自分」ですか?
将来、好きな会社に入ってやりたい仕事を始める時にも、好きな人と出会って理想の家庭を築く時にも、生きる上で人との関わりがある以上、「認められる自分になる」ことがどんな時も大切だ。というのは、あなた自身の人生をもって分かり切っていることだと思います。しかし、これほど大事なことであるのに、「認められる自分」「選ばれる自分」とは何かを真剣に考える機会や、その方法を教わる機会はありそうでないものです。

この本は、その機会の1つです。著者が自分の講義内でアドバイスしたことを中心にQ&A形式でわかりやすくまとまっています。しかもこの本、難しいことはほとんど書いてありません。成功した人たちから見れば、「当たり前すぎるほど当たり前のこと」も多いでしょう。しかし、これをひとつずつ習慣にしていけば、きっと「選ばれる自分」「認められる自分」に近づいていけるはずです。

この本を読んで私は、先ず1つのことを決めました。次のTOEICの試験を受けること。そして、600点以上を取ることです。私は、まだ大して勉強してないし、まだ早い。と思っていました。しかし、この本に書かれていたことが私のこの決意のきっかけになりました。それはおススメの一言にもある「実戦デビューして恥をかいたほうが勉強や練習をする気になる」です。まだ勉強をあまりしていない私にとって、「いい点数をとれるわけがない、勉強をしてから。」と思って、受験を先延ばしにし、すでに一年が経っています。本には、「私が動かなければ何も進まない」という現実に飛び込むことで、ふだんとはケタ違いのペースで勉強が進む。と、あります。期日と人から求められる成果という具体的なゴールが設定されることによって勉強が進むということです。

このように、誰にでもできる当り前のことを実践し、習慣化するだけで変われることをこの本を読んで、実感しました。この当たり前を当たり前にこなせる人がやはり、「選ばれる自分」「認められる自分」に近づけることに繋がってくるということです。

あなたもまだ気づいていない「選ばれる自分」「認められる自分」に出会うきっかけをつかんでみませんか?

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感想投稿日 : 2011年7月16日
本棚登録日 : 2011年7月16日

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