戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (1994年8月3日発売)
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感想 : 55
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簡潔にしかも高雅な文体で(カタカナで読みづらい点もあるが)大和の沈没が語られる。書かずにはおれなかった吉田氏の気持ち、そういうことがよくわかる。この本は大和の最期を書いていて、見つめているのは生と死、そして己の存在意義。重いテーマであるし、誰もが考えなければならない問題だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史物・伝記・時代物
感想投稿日 : 2010年5月14日
読了日 : 2010年5月10日
本棚登録日 : 2010年5月10日

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