真間村を出たおいちは,姿を消した颯太を追って江戸に出る.危うく騙されるところを助けてくれた歌占いを生業とする元武士戸田露寒軒の下で,おいちは暮らすことになる.代書を始めて,いろいろな人々の思いを形にしていくのが人情ものとして面白いが,この綱吉の時代のキナ臭いあれこれもこれから登場しそうで,楽しみである.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史物・伝記・時代物
- 感想投稿日 : 2015年12月21日
- 読了日 : 2015年12月21日
- 本棚登録日 : 2015年12月15日
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