離婚という親はもちろんだが子供にとっても消化しきれない出来事の中で,お互いを思いやったり傷つけあったりしながら前に進んで行く,そういった様子が仕草や会話から溢れるように伝わってくる.子供たちがとてもいい子だ.次郎が紙飛行機を飛ばしているのをじっと見ているところ,切なくなったが,そのあと金魚を買って帰る場面でホッとした.こういうところ,素敵だと思う.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年1月30日
- 読了日 : 2018年1月30日
- 本棚登録日 : 2018年1月30日
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