著者は十数年前に人気を博した民法学者で、確か敬虔なクリスチャンだったと思いますが、本書でもそういった倫理観が色濃く反映されています。大学の一般教養で開講されている『法学』という講座で、民法をモチーフに近代市民社会を支えるル-ルや理念を解説するための教科書といった感があり、これから民法を学習しようという方はもとより、ある程度は学習が進んだ方が民法を色々な角度から鳥瞰したいという目的にいいでしょう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
民法(財産法、家族法)
- 感想投稿日 : 2011年11月13日
- 読了日 : 2004年6月8日
- 本棚登録日 : 2011年11月13日
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