見仏記シリーズ第四弾。相変わらずの2人の珍道中ですが、今回はいとう家の両親やみうら家の両親を伴なった「親見仏記」なんてのもあります。時空を超えたみうらじゅんの「仏」論は健在ですが、これまで信仰の対象だった仏像が美術品となってしまった明治以降は塗り直しが行われなくなったといういとうせいこうの指摘に何か一抹の寂しさみたいなものを感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
宗教
- 感想投稿日 : 2011年11月12日
- 読了日 : 2006年3月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月6日
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