僕への小さな旅

著者 :
  • ポプラ社 (2006年9月7日発売)
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感想 : 6
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小手鞠るいの『レンアイケッコン』で出てきていた絵本で非常に手にとってみたくなり、読んでみました。
僕と、子どもの頃に大切にしていた熊のぬいぐるみ「モルン」のおはなし。

『レンアイケッコン』文中では、「君がいなくなったんじゃない。僕が君をわすれてしまっていたんだね」というフレーズが取り上げられていて、ぐっときましたが、書き出しの「小さい雲が、流れている。そうだ、行ってみよう。」がまたいいんです。

大人になるって、いい意味でも悪い意味でも、忘れること・変わっていくことが多いと思う。
でも、時には原点に立ち返って、忘れちゃいけかったこと・変わっちゃいけなかったことを見つめることも大切。

夏は旅の季節。日常生活からリフレッシュする旅、逃避する旅、そして内省する旅。内省したい方、必携の一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発・内省系
感想投稿日 : 2008年8月10日
読了日 : 2011年10月19日
本棚登録日 : 2008年8月10日

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