小手鞠るいの『レンアイケッコン』で出てきていた絵本で非常に手にとってみたくなり、読んでみました。
僕と、子どもの頃に大切にしていた熊のぬいぐるみ「モルン」のおはなし。
『レンアイケッコン』文中では、「君がいなくなったんじゃない。僕が君をわすれてしまっていたんだね」というフレーズが取り上げられていて、ぐっときましたが、書き出しの「小さい雲が、流れている。そうだ、行ってみよう。」がまたいいんです。
大人になるって、いい意味でも悪い意味でも、忘れること・変わっていくことが多いと思う。
でも、時には原点に立ち返って、忘れちゃいけかったこと・変わっちゃいけなかったことを見つめることも大切。
夏は旅の季節。日常生活からリフレッシュする旅、逃避する旅、そして内省する旅。内省したい方、必携の一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発・内省系
- 感想投稿日 : 2008年8月10日
- 読了日 : 2011年10月19日
- 本棚登録日 : 2008年8月10日
みんなの感想をみる